2013年10月2日水曜日

「全地区懇談会」開催しました


当ブログでもこれまで何度か書いてきましたが、糠野目小学校と高畠四中のPTAが合同で行っている事業である「地区懇談会」について、今年度は実施方法を変更して進めてきました。

子どもの安全という事を主なテーマとし、すべての保護者からまず書面で意見をいただく機会を作り、学区内の地区(23地区)ごと、場合によってはその地区の区長なども交えて意見集約をしていただきました。
集約していただいた意見をもとに、学区内の各種団体の代表の方も交えて情報を共有しながら、課題があればその解決に向けて協力や連携ができる事がないか等を検討する場として、本日の懇談会を実施しました。

それぞれの地区ごとでの話し合いだった従前の「地区懇談会」に対して、今回は「全地区懇談会」と称して開催。
各地区の区長で構成される区長会から会長と副会長
防犯協会糠野目支部長
交通安全協会糠野目支部長
糠野目地区交通安全母の会会長
南陽警察署統括少年補導専門官
・・・以上の方にも参加いただき、各地区からの代表で保護者1名ずつ(PTA地区委員or育成会長)と、小中の事務局を合わせて、総勢約60人での懇談会となりました。
(高畠町建設課長、糠野目駐在所、主任児童委員の方々は都合により欠席でした)

内容としては大きく2つ。保護者から今回出された意見の中で
①PTAが橋渡しとなって関係機関に依頼するという事案
②PTAがある程度主体的に動いていく事案
に、それぞれ整理して協議を進めていきました。

まず①については
・通学路の危険箇所改善
・除雪に関する要望(歩道など)
・交通取締りを実施してほしい箇所
・通学班の編成について
以上に区分けをして、南陽警察署、高畠町当局、区長会、学校などの当事者が参加しているこの場で俎上に載せ、対応をお願いしました。

②については、保護者からの声が多かった子どもたちの見守りや、子ども110番の家に関することを中心に、皆さんから意見をいただきました。
南陽警察署管内でいわゆる「見守り隊」が無いのは糠野目地区だけなのだそうです。
実際に見守り隊を組織するとすれば、どこが旗振り役となり、どのような内容で活動していくかなど、詳しい議論や準備が必要だと思いますが、今回参加していただいた団体の皆様などからも協力を得ながら、引き続き検討していきたいと思います。


保護者一人ひとりから意見を出してもらうというところから、本日の全地区懇談会まで、ひと通り事業を進めてきましたが、この懇談会の内容や、懇談会では取りあげなかったさまざまな意見に対する対応も含めて、今回の事業を総括した報告を作成し、各家庭に配布する予定でいます。
すべての課題を解決することは難しく、また時間が掛かるものもあると思いますが、各方面での当事者を交えて、学区全体の事案として共有し、意見交換できたことには、それなりに意義があったのではないかと思います。

初めての取り組みということで手探りの部分もあり、趣旨などを浸透しきれていない部分もあったと思います。
そんな中でも、PTA地区委員の皆さんや小中事務局、そして各種団体の代表の方など、さまざまな方のお力添えにより、懇談会の実施まで進めてこられたことに感謝申し上げたいと思います。

参加された皆様、遅い時間までたいへんお疲れ様でした。



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